ChatGPTは、自然言語処理に基づく革新的な技術を提供するAIモデルで、多岐にわたる用途で活用されています。本記事では、ChatGPTの無料版と有料版の具体的な違いについて解説します。
記事の対象者
- ChatGPTを無料でどこまで使えるか知りたい人
- 有料版だとどんなことができるのか知りたい人
※有料版ChatGPT Plusへの登録方法は他のサイトをご参照ください。
ChatGptって何?どんなことができるの?って人は下記記事を参照
ChatGptは無料版でも十分使えるけど、有料版はものすごいよ!
ChatGPTの無料版と有料版(GPT Plus)の比較
ChatGPTを使用する上で、無料版と有料版ではいくつかの重要な違いがあります。無料版は基本的な機能にアクセスできますが、有料版ではさらに高度な機能や利便性が提供されています。
無料版と有料版(GPT Plus)の大きな違い
無料版と有料版(GPT Plus)の大きな違いはGPT-4を使える点です。また、情報の入出力もテキストだけでなく画像などもできるようになっています。
回答の正確性
GPT-4でも間違った回答はしますが、その確率が無料版のGPT-3.5と比べる大はばに下がっています。
つまり、有料版で使えるGPT-4の回答はより信頼できるということです。
回答のクオリティ
回答の質もGPT-3.5と比べると格段に上がりました。GPT-4は、ユーザの意図やユーザの指示に対して、忠実に回答してくれます。めちゃくちゃ有能なやつって感じです。
GPT-3.5だと指示の一部が無視されたりしたけど、かなり改善されています。
INPUTとOUTPUT
有料版GPT Plusは、下表の通りテキストだけでなく画像やドキュメントファイルも扱えます。
※ドキュメントファイルとは、Word、PDF、Excelなどのことです。
無料版 | 有料版 (GPT Plus) | |
---|---|---|
テキスト | 〇 | 〇 |
画像 | × | 〇 |
ドキュメント | × | 〇 |
一例として有料版の機能でWordファイルを作成した内容を記載します。
wordファイルをダウンロードしてみる
目次まで付いてて、流石に有能ですね。
文書ファイルの骨組み、たたき台はChatGPTに任せてよさそうですね
機能別の比較
下表に機能別の無料版と有料版(GPT Plus)の比較表を記載しています。
GPT Plusの素晴らしいところは、「GPT-4」が使える点と「GPTs」が使える点です。
機能 | 無料版 | 有料版(GPT Plus) |
---|---|---|
GPT-3.5 | 〇 | 〇 |
GPT-4 | × | 〇 |
GPTs | × | 〇 |
優先アクセス | × | 〇 |
新技術先行利用 | × | 〇 |
GPTsについて
GPTsは「Customized GPT」の略で、特定のユースケースに特化したカスタマイズ版ChatGPTを指します。これらは特定の命令、機能、データを用いて、より狭いタスクセットの最適化のためにChatGPTをカスタマイズします。各GPTsは、その特定の用途に合わせて調整され、一般的なGPT-4モデルよりも特定のタスクにおいて高い効率や精度を発揮します。
因みに、公開されているGPTsは300万以上あると言われています。
用途別にカスタマイズされたChatGptが使えるというイメージですね
多くのGPTsがあるため可能性は無限大と言えるでしょう
どんなGPTsがあるのか?
正直ありすぎて挙げきれないレベルですが、一部紹介すると下記のようなGPTsがあります。
- wordに特化したGPTs
- Excelに特化したGPTs
- パワポなどスライド資料作成に特化したGPTs
- 画像生成に特化したGPTs
- Webリサーチに特化したGPTs
- WebスクレイビングができるGPTs
- 論文の要約に特化したGPTs
- 特定の分野に詳しいGPTs
まとめ
ChatGPTの有料版(GPT Plus)は、無料版と比べて
- GPT-4が使えるため回答の精度と質が高い
- 画像やドキュメントファイルも扱える
- GPTsで分野に特化した回答を得られる
ChatGPT Plusの凄さ伝わったかな?
コメント